UP or OUT

みなさんは

【UP or OUT】

という言葉を聞いたことがありますか?

 

日本語に直訳すると「昇進するかクビか」という意味です。

外資系金融や外資系コンサルでよく使われる言葉で、「決められた期間内に成果を出して昇進するか、昇進できなければ退職する」という考え方です。

 

「ひどい考え方だなー」と思いますか?

 

日本は終身雇用制度でしたし、現在でも法律上は正社員として雇用してしまうとよほどの事が無い限りはクビにできません。どれだけポンコツでもよほどのトラブルを起こさない限りは雇用し続けるしかありません。そのため仕事をしない人・能力が明らかに低い人・成果もあげない人にも一定額の給料を支給しないといけないです。一定額の給料を保障するという事はそれに伴う

 

・給料の約15%の社会保険料

・交通費等の経費

・PCやスマホ代や賞与

 

等も会社が負担しないといけません。

そしてどれだけ優秀な人材でも雇用の安定があると、どこかのタイミングで突然怠ける可能性もあります。

 

日本企業の給料が上がりにくいのはこういった雇用形態や体質にあり、雇用形態の安定度と給料の低さはある程度相関関係があると思ってます。

 

実際に派遣で仕事をして頂いているスタッフさんの給料は正社員よりも多いです。【UP or OUT】の考え方の外資系金融や外資系コンサルは非常に給料が高くて有名ですよね?

 

それはポンコツだったらいつでも契約解除できるから】です。

 

業務委託やフリーランスも同じですね。働きぶりが収入に直結するため常に全力で仕事をする。正社員で仕事している人とは環境が違うのでビジネスにおける戦闘力に大きな差が出ます。

 

 

まあ結局私も新卒から今も日本企業の会社員なんですけどね。。。

 

 

 

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前川達彦@人材ベンチャー拠点責任者 (@Maekawa_326) | Twitter